ごあいさつ

AIやIoTなどのデジタル技術は、世界中の産業や社会に大きな変革をもたらしています。新たな製品やサービス、ビジネスモデルが生み出され、近い将来、AIを活用した自動運転車やスマートハウスなど、私たちを取り巻く環境が大幅に進化することが予測されます。また、ものづくりにおいても同様に変革が進んでおり、少子高齢化に伴う労働力不足の中で、自動化設備やロボットの活用、IoTを活用した生産性改革が急速に進められています。

こうした中、JOHNANグループはJOHNAN VISION 2050 "一人ひとりの希望を実現してまわる。" を掲げ、そのビジョンを実現するための JOHNAN MISSION 2050 として、"想いをカタチにする「未来の製品」を届けることで社会に貢献する。"、"月面から海底まで「未来の工房」を構築し、技術の先進性を示す。"、"ものづくりを先導する「未来の案内人」を育て、次世代の技術者を育成する。" を設定しました。このミッションを遂行するため、ものづくりサービスを提供する場を様々なパートナーと共に形成し、"ものづくりプラットフォーム企業" として事業展開していくことを宣言しました。

2024年4月、JOHNAN株式会社は量産製造と受託製造の機能を分離し、ものづくりプラットフォーム企業であるJOHNANにおける製造の中核機能を担う新会社として、JOHNAN DMS株式会社を設立しました。JOHNAN DMS株式会社の強みは、祖業である電子機器製造において培った電子部品組立やプリント基板実装における高度な製造技術と品質管理力、お客様の課題に対する解決能力、そしてものづくりにおけるデザインと製造の融合による付加価値の提供です。

私たちは、長年にわたって積み上げてきた経験に基づく強みを活かし、高品質な製造支援サービスを提供することで、お客様の期待を超え、新たな価値を創出していきます。また、紙基板実装やフィルム実装などの新しい実装技術を磨き、製造力に加えて技術力を通じて持続可能な社会の実現に貢献し、一人ひとりの幸せに寄与するため、日々努力してまいります。

今後ともご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 紅林 倫太郎